3.日本の後発医薬品のシェア

 

薬

後発医薬品は価格が先発医薬品よりも安く、さらに飲みやすくるなるように工夫がされているなど、利用する側にとってはメリットがあります。
非常に便利な薬であると言えるわけですが、実際のところどの程度普及しているのでしょうか。

平成23年度に行われた集計では、後発医薬品の日本国内でのシェアは39.9%となっています。
これは海外の数値と比較しても低く、日本では現在でも後発医薬品は十分に浸透していないと考えることができます。 厚生労働省では平成30年3月末までに後発医薬品のシェアを60%以上にするという目標を設定していますが、平成23年度の時点ではその半分ほどに留まっているということになります。

日本で後発医薬品のシェアが思うように伸びていない理由としてはいくつかのことが考えられます。
まず1つは後発医薬品とはなんなのかをまだまだ知らない人がいるという点です。値段が安い分効き目が薄いのでは、安全性に問題があるのでは、こう考えている方も少なくはなく、 後発医薬品は先発医薬品と同じ成分で作られ、同じ効果を持っているということをどれだけ周知できるかが課題と言えるかもしれません。
また、医療機関でも後発医薬品の採用に消極的なところが多く、この理由もまた安全性や信頼性の確保に不安があるためとされています。

後発医薬品は値段が安く、患者にとってはとても便利な存在です。それがしっかりと周知されていけば、今後その需要はますます高くなっていくでしょう。

 


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1.後発医薬品の特徴/ 2.後発医薬品のメリット/ 3.日本の後発医薬品のシェア/ 4.欧米の後発医薬品のシェア/
5.生物学的同等性試験ガイドライン/ 6.後発医薬品のルール変更/ 7.中医協って?/ 8.後発医薬品を扱う製薬会社/