4.欧米の後発医薬品のシェア

 

欧米人

欧米諸国での後発医薬品のシェアはどのような割合になっているのでしょうか。主要な国を見てみましょう。

2009年の調査ではもっともシェアが高いのはアメリカで72%、次いでカナダが66%、イギリスが65%、ドイツが63%となっています。 この時の調査では日本の後発医薬品のシェアは20%で、2011年の調査では39.9%まで伸びているものの、それでも欧米各国と比較してシェアが少なく、 同じ先進国でありながら日本はまだまだ後発医薬品が普及していないということがわかります。

特にアメリカは後発医薬品のシェアが非常に高く、70%を超える数字となっています。アメリカには公的医療保険制度がなく、民間の医療保険を利用することが一般的です。 アメリカの民間医療保険会社では後発医薬品の使用を推奨しており、患者もまた価格の安い後発医薬品を利用したいと考えています。 これが他の国と比較してアメリカの後発医薬品シェアが大きく伸びている理由と考えられます。

また、イギリスでは後発医薬品を一定量処方すると医師に対して優遇措置が与えられるといったルールがあり、 後発医薬品のシェアを伸ばすために国がさまざまな工夫をしていることがわかります。

日本では国民皆保険制度があることなどから現在のところ後発医薬品のシェアは思うように伸びておらず、今後さらなる対策が求められます。 選択肢の幅が広がるということは薬を利用する側にとって大きなメリットとなりますので、私達が後発医薬品について知り、有効に活用できるようになるということも大切なことでしょう。

 


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1.後発医薬品の特徴/ 2.後発医薬品のメリット/ 3.日本の後発医薬品のシェア/ 4.欧米の後発医薬品のシェア/
5.生物学的同等性試験ガイドライン/ 6.後発医薬品のルール変更/ 7.中医協って?/ 8.後発医薬品を扱う製薬会社/